こんにちは、DeNAデザイン戦略室の伊藤です。
本日は「Game Graphics Groove #1」のレポートをお届けしたいと思います!開催終了直後の神速レポートです!
screenshot


このイベントの開催趣旨はこんな感じです。

Unity、Unreal Engine、Cocos2d-xなど、多くのツールが活況を呈し、コンソールだけではなく、スマホゲームの画質も大幅に上がってきています。このイベントは、クリエイティブによるゲームの進化をさらに加速させるためのものです。
ゲームグラフィックのクリエイターが、最新のヒットタイトル開発のノウハウを余すこと無く共有します。クリエイティブの視点から、ゲーム開発の効率化や、表現力の向上、そして、新しい体験の具現化について、突き詰めていけるような情報をご紹介いたします。


というわけで「UIデザイン」というよりは、やや技術寄りな面もある会でした。
スピーカーはGREE 野口隼さん、ポケラボ 池田博幸さん、DeNA 白井さんの3名で、イベントの最後には各社2名ずつのトークセッションという内容でした。


▼GREE 野口隼さん「Cocos2d-xでの演出・UIあれこれ」


消滅都市チームに所属する野口さんの講演。
主に「アニメーション」「UI」「その他」の3つのキーワードについてのお話でした。
DSC_0310

消滅都市をご存じない方もいると思うので、まずはプレイ画面をどうぞ!
DSC_0300

フリックでキャラクターを上下に移動させることができるゲームで、最近では印象的なCMも流れていますね!
アニメーションについては、LWFというGREE内製のFlashアニメーション再生エンジンにてゲームをつくっているとのことで、今回の話はそのエンジンを中心に語られました。
ちなみに、LWFはオープンソースなので誰でも利用することが可能ですよ!
DSC_0306

メリットはFlashユーザならほぼ学習効果0で使えること。これはありがたいですね。
UIについてはまだ課題も残っているらしく、みなさんそれぞれの状況で手探りで制作している印象でした。
DSC_0314

その他、Cocos2D-x開発を振り返って。
DSC_0316



▼ポケラボ 池田博幸さん「クロスサマナーのド派手演出制作を支えたクリエイティブ開発環境」


池田さんはクロスサマナーチームで奥義の演出の担当者で、リリース初期はすべての演出を一人で担当していたという強者でした...!
DSC_0319

講演の冒頭に大きく打ち出した池田さんの哲学「エフェクトは人生だ!」

いや〜熱い!激熱です!!
演出への愛が感じられますね。この後のトークセッションでも「エフェクトデザインは必ず必要。エフェクトは化粧と一緒で画面がぐっと華やかになる」とおっしゃっていたのが印象的でした。

講演の内容はクロスサマナーの演出についての話や(↓ スライドはあたり判定の話)
DSC_0329

Unityへの課題意識もエフェクト効果で倍増しているようにみえます...!
DSC_0332

DSC_0335


ちなみに、クロスサマナー誕生の秘話としては、社内でUntiyを使ったゲームをつくろうというのはすでに決まっていたとのことでチャレンジしてみよう!と開発が始まったとのこと。

チャレンジで取り組んだものをヒットさせられるポケラボさん、素敵です!


DeNA 白井俊治さん


ファイナルファンタジーレコードキーパー(FFRK)の制作チームをリードしている白井さんの発表。
DSC_0341

FFRKのアニメーションといえば、やっぱりボスのアニメーション!
DSC_0344

ただ、白井さんいわく「ボスのデータが自分しかつくれない....」「人材育成も大変....」と、かなり苦労されたご様子。

そんな逼迫された鬼工数、属人化への気になる解決策は...やはり地道なドキュメント化やスクリプトによる自動化を実践されたそう。
うーん、やはり魔法のような解決策はないものですね〜。
DSC_0348



トークセッション


最後のトークセッションではGame Graphics Groove発起人でもありDeNA所属の小林さんが司会を務め、登壇した各社2名ずつが参加しました。

登壇者はというと、左から2名がGREE 野口さん、ルイスさん。ルイスさんはコンソールゲームの経験が長く、この2年くらいでソーシャルゲームを3DやUnityでゲームをつくった経験があるそう。
DSC_0354

さらに、ポケラボ 池田さんと能勢さん。能勢さんはクロスサマナーの初期の企画書を書いた方ですね!

最後に、左からDeNAの白井さんと渡辺さん。そして司会の小林さん。渡辺さんは三国志ロワイヤルの担当で運用や新規のイベントに関わっているとのこと。
DSC_0353


トークセッションではこーんな話題が展開されました!
DSC_0356


中でも「今年何が流行りますか?」という話題では、能勢さんが「モンストのように、みんなで顔を突き合わせてやるゲームは流行ると思っている。ゲームが好きなコアなユーザはハイスペックなものが流行るのでは」という回答が個人的には印象的でした。


そのほか、ブログでは書けないネタもたくさん飛び出したGame Graphics Groove #1ですが、1ヶ月後か2ヶ月後に第二回が開催されるということで、楽しみにしていてください!