こんにちは、DeNAでUXデザイナーのインターンをしている笠井です。
新卒研修で、サンフランシスコに行かせていただいたので、学んだこと、考えたことをブログにまとめました。

訪問させていただいた企業は、AKQA、Evernote、Facebook、LinkedIn、Twitter、DeNA Westなど、最前線で活躍するプレイヤーの方にお話を伺ってきました。
※親切に対応していただき本当にありがとうございました!

1. UXデザイナーは、今後もなくならない


ユーザー体験を考える仕事自体はあったものの『UXデザイナー』という職種が定着してきたのは最近だと思います。

サンフランシスコでは、日本よりも前からUXデザインの重要性が認識されていて、サービスを作る上で必要不可欠な存在、重要な役割として扱われていました。
今は、どの企業でも常にUXデザイナーが足りない状況で、求人を出している企業が多い現場をみてその重要性をあらためて再認識しました。

ただ、Evernote社のように『UXデザイナー』という職種は無いものの、プロジェクトマネージャー、デザイナーがUXデザイン領域を責任持って担っていて、開発現場でUXの重要性があたりまえのように扱われている事も印象的でした。

今回の研修では、UXデザイナーが現場の期待に応えるために必要なスキルを認識できたので、この経験を今後活かしたいと思います。

2. 頼られる人材になるために、2つの柱をもつ


UX
企画、デザイン、プログラミングまで全ての領域を1人で担える状態が理想かもしれません。
他人に説明をする事で、認識のズレが生まれる・自分でできる範囲が広ければ広いほど、ズレは最小限で済むからです。

でも、実際には1人で全部なんてできませんよね。
広く浅いジェネラリストでは、スペシャリストの集団には勝てません。

そこで、UXデザイナーとして活躍するためには、どのようなスキルセットが必要か活躍している方々に聞いてきました。
必要なスキルは『30歳までに2本、もしくは必ず1本深い柱を築くこと』です。

自分の専門領域に1本深い柱をもち、+@関連性の高いスキルがあることが望ましい。
UXデザイナーなら、UX領域で柱を1本持っていることが絶対条件ですよね。日本もアメリカも大学や大学院で学べる、アカデミックなUXの知識を持ってる方が多いです。

そしてもう1本の柱は、企画、デザイン、プログラミングなどですが、アドバイスとして印象に残ったのは、『形としてアウトプットできるスキル』を持つ事が理想との事でした。
目に見えるアウトプットは、説明の無駄が省け、具体性をもって伝える事ができるからです。

現場で活躍するために、必要な技術を持つなら、デザイン、プログラミング領域でも一流になり、形にする力を持つのが良いと実感しました。

3. webだけでなくIoTやデバイスを超えて


ITのカンブリア紀のように、今やwebだけでなくIoTのように、車や家や幅広いものに適応したUXデザインの知識が必要とされてくると思います。
サンフランシスコでも、デザイン会社の多くはwebだけにフォーカスせずIoTまでも対応できるように、3Dプリンターがあったり、色々な形で提案する力が求められているようです。

そのため、IoTなどweb以外の幅広い知識と形にする技術が必ず役立つとの事でした。

4. 人間力の高い人間が出世する


UXデザイナーも、企業で出世するためには人間力が必須条件。
当然ながらチームをまとめる必要性が出てくるので、コミュニケーション能力、マネージメント能力が高い人が会社に求められて出世するという流れが自然なんだと思います。

ここは、日本もアメリカも同じですね。さらに、アメリカでも大企業は社内政治も存在するそうで、やはり人間力の高い人が出世するのも頷けます。
サンフランシスコで働いてる日本人の方々は、発言数で、英語ネイティブに劣るため、質の高いロジカルな発言をすることで、円滑なコミュニケーションと信頼関係を築いてるとの事でした。

5. 日本人でもアメリカで活躍できる


サンフランシスコで働いてる方々の話だと、日本人のUXデザイナーのスキルセットでも十分に戦えるということです。
アメリカでも日本と同様に何を、なぜ、どのように考えて作ってきたのかというプロセスが重視されるそうです。(もちろん、数字でこれだけ改善されたという事実があれば、尚更良いです)

そのため、日本でもUXデザイナーとして最善と思われるプロセスの実行・決断をし続けることで、
グローバルで戦えるスキルを養うことは、可能だと思いました。

ただ、日本人がアメリカで働く場合、1番の問題はビザの取得です。

ビザ取得は思ってる以上に難しく、ビザが取れずに日本に帰国した方も多く居ました。

そのため、遠回りかもしれないですが、一番近道なのはアメリカの大学院へ行くことかもしれません。
大学院に行くと卒業後ビザで滞在できるため、その間に就職活動ができるそうです。

また、アメリカは、日本以上に学歴社会であり、現地の有名大学院を出てることが就職でも優位になるとの事でした。


今回お会いした方々(写真がある方のみで恐縮です)
AKQA 飛田真代さん、Osamu Akatsuさん
Evernote Makoto Kondoさん
Facebook Yoshinori Matsunobuさん
元Nobotの小林 清剛さんと奥様
twitter
Twitter 大石 剛司さん

次回は、btraxさんで研修した記事をお送りする予定です。
もし、DeNAに興味を持った方がいたら、ぜひ新卒採用をうけてみてください。

新卒採用ページはこちら:
https://dena.com/jp/recruit/students/