こんにちは!デザイン戦略室で働いている伊藤です。
昨日は雪が降るなどめちゃめちゃ寒い日でしたね・・・
そんな寒い日に渋谷ヒカリエではホットなイベントが開催されていたのでそのレポートをお届けします!
その名もUIデザイン勉強会 〜これからのUIデザインの考え方〜
ヤフー株式会社UIデザイナーの宇野 雄さんが昨年「フラットデザインで考える新しいUIデザインのセオリー」という著書を出版され、それを記念したイベントでした。ふむふむ、Kindle版もあるのですね!←


スピーカー(登壇者)のご紹介


このイベントは宇野さんの出版を記念して「フラットデザインをネタにデザインの本質について語ろうぜ!」という形で開催されたもので、スピーカーには様々な企業のUIデザイナーが駆けつけていました。

・ヤフー株式会社 UIデザイナー 宇野 雄氏
・株式会社ディー・エヌ・エー UI/UXデザイナー 坪田 朋氏
・Goodpatch Inc. UIデザイナー 瀧本 優氏
・ヤフー株式会社 クリエイティブディレクター 黒帯アプリUI 藤原 亮氏
・クックパッド株式会社 デザイナー 池田 拓司氏

当日は宇野さん、坪田さん、瀧本さん、藤原さんがそれぞれ登壇し、最後に池田さんを交えてのパネルディスカッションという構成で行われました。


ヤフー株式会社 宇野 雄氏「これからのUIデザイン」を考える


トップバッターはもちろんこの方!
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宇野さんの発表はフラットデザインって結局何なんだ?という問いかけから発表が始まり、「それは目的を叶えるための手法の一つにすぎない」とズバリ。
「コンテンツを引き立たせるためのシンプルな手法だ」と解説していました。
今後どんなデザインが出てきてもそれは目的を叶えるための手段を増えただけだと一貫してお話されていました。



株式会社ディー・エヌ・エー 坪田 朋氏「UI思考は習うより慣れろ」


続いては今回会場を提供していたDeNAの坪田さんが登壇。
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今回の坪田さんの話はちょっと先の未来を見つめたお話。
みなさんはモノのインターネット(Internet of Things : IoT)ってご存知ですか?
家や時計、身の回りの非ネットデバイスがネットに接続される未来の話です。

この進化が世の中で確実に進み、UIデザインが入り込んでいく領域の変化が、今以上に速くなっていくと指摘。そんな環境において、もはや過去の方法論ではUIデザイナーは食べていけなくなっていくとメッセージを発信していました。

では、どのようにUIを学んでいくのか?坪田さんが出した答えは「習うより慣れる」でした。脱フレームワークで方法論より願望論で語ろう、「ユーザにとって何が大事か」にフォーカスしようという発表でした。



※そんな未来を考えているDeNAでは絶賛UIデザイナー募集中です!笑 右のバナーをご覧ください→


Goodpatch 瀧本 優氏


3人目はUIデザインを専門にするGoodpatchさんでUIデザインを手がける瀧本さんの講演。
プロトタイピングの重要性について事例を交えながらの発表でした。
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Goodpatchさんは受託でのUIデザインを長く手がけている会社ですが、クライアントとのコミュニケーションの際も、プロトタイピングツールのProttを使ってコミュニケーションをしているそうです。

やはり動くモノを見て話した方が「ユーザの体験をより良くする」ことに貢献できると発表されていて説得力がありました。

確かに最近のアプリ開発の現場ではProttを使ってのプロトタイピングをやっている、という声をよく耳にします。開発の中心にProttがあることで新しいコミュニケーションが生まれていることにも注目したいですね!


ヤフー株式会社 藤原 亮氏「UIトレンドとの上手なつき合い方」


藤原さんの発表はUIデザインやUIデザイナーの扱う領域が広がっていることを印象づける発表でした。
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他の発表者との話とリンクする部分も多いですが、より藤原さんは具体的にUIデザインの広がりについてお話していました。
例えば、タッチパネルやインタラクションだけではUIデザインは成立せず、サウンド、バイブレーションといった部分もUIデザインの領域に入ってきていると発表。

デバイスもさらに増えていき、クロスデバイス化する時代がやってくることを予想していました。
そして最後に、決済サービスのSquareの創業者ジャック・ドーシーの言葉を紹介して締めくくりました。

「単純なものをつくることは実に複雑である」

パネルディスカッション


最後のパネルディスカッションにはクックパッドの池田さんが参戦!
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事前に受け付けていた質問に登壇者が応えていく形式でした。
特に興味深かったのは「各国における良いUIデザインって?」という質問に対して、池田さんは「世界には左から右に読む言語ではなく右から左に読む言語もある」と事例を紹介。
文字量の違いも含め、日本で良いとされるUIデザインも国によってなぜローカライズが必要なのかを会場と共有していました。

交流会


UI Crunchと同様、イベントの最後には交流会が行われ、時間いっぱいまで盛り上がりました。
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次回のレポートをお楽しみに!