こんにちは、デザイン戦略室の伊藤です。
今日は11/27に開催した「第2回 UI Crunch」のレポートをお届けします!

UI CrunchはDeNAとUIデザイン会社のGoodpatchさんとで主催する、UIデザインに関わる全ての人(それはもうデザイナーからエンジニア、経営者まで)を対象にした勉強会です。
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前回は10/15に渋谷ヒカリエのDeNA「サクラカフェ」で開催し、予約開始1時間で予約がいっぱいとなりましたが、第2回は予約開始30分で予約いっぱいとなりました!
お申込みいただいた方、本当にありがとうございました。また、参加ができなかった方本当にすみません...。
予約がいっぱいだったり、当日予定などで会場に来ることが難しい方はインターネット上の学校Schooで会場の様子を生放送しているので、第3回以降もぜひチェックしてもらえると嬉しいです。

第2回のテーマは「UIデザイナー不要説について語る」


今回は「UIデザイナー不要説」という話題のブログエントリーにかぶせる形で、その執筆者もゲストに招いての開催となりました。
※もともとは違ったテーマでの開催を予定していたのですが、急遽テーマを変更!第2回目にして攻めてます 笑

「UIデザイナー不要説」は、もともと第1回のUI Crunchを見ていたKAWAKAMIさんが、「UIデザインの重要性が日本では認知されていない」という共通認識を持たれたことが発端でした。
「僕らデザイナーが信じているUIデザインの価値なんて、本当は虚像なんじゃないか?」という問いをブログで投げかけたところ大きな反響を呼び、第2回のUI Crunchはその問いに対してスピーカーそれぞれが発表していく構成で行われました。

それでは早速スピーカーの発表内容を見ていきましょう!


UIデザイナー最終防衛マニュアル デザイナー KAWAKAMIさん


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まず最初はやっぱりこの方!UIデザイナー不要説のKAWAKAMIさん。
自身のUIデザイナー不要説について、ではどういう解決方法があり得るかという話を短期・長期の視点で解説した内容でした。



僕が印象に残ったのはグノシーのリニューアル記事を書いた時に、デザインの意図を徹底的に説明することでデザイナーからの反響ではなく非デザイナーからの反響が大きかった、という点です。
デザインの意図をしっかり伝えていくことが「UIデザイナー不要説」に対する「解」になるのかなと感じました。


風呂場で考えるUIデザイナーの未来 株式会社nanapi 上谷真之さん


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続いて株式会社nanapi上谷真之さんの発表。まずスライドがとても見やすい!内容がとてもわかりやすく伝わってきました。



日常の業務や所属する会社に縛られず、まず自分視点で何をやりたいのかを考えること。そして、世の中の環境を見直してみる、という視点がとても印象的でした。
いろいろと難しく考えがちで、凝り固まった視点をほぐしてもらえました!


UIデザインの価値 株式会社トレタ 吉田健吾さん


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「UIデザイン不要説については、ブログに考えを書いた」ということで参照させてもらいます。

とても印象的だったのは、吉田さんはB2Bのサービス(飲食店の予約管理サービス)を提供していて、UIのわかりづらさが現場オペレーションのミスに繋がる、そして、コストにもなるという点です。
予約管理をミスったら、お店が回りませんし、売上も下がってしまいますもんね...。でもこれは、サービスのわかりづらさが売上の機会損失に繋がる、B2Cサービスにも当てはまると思いました。UIデザインの価値の定量化は、B2Bサービスから進めて、B2Cにも展開できると感じられました!


経験に基づく「UIデザイナー」の必要性 BASE株式会社 藤川真一さん


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4番目の発表は、BASE株式会社 藤川真一(えふしん)さん。
かつてUIデザイナーという言葉が浸透していない時代に、現場で起きていた問題を引き合いに出しつつ、UIデザインの必要性を訴える発表でした。



印象的だったのは、「UIデザインという仕事は必要だけどUIデザイナーが必要なのか?」という部分。UIデザイナーが職業としてFIXしていないという投げかけは、UIデザイナー像を考えるきっかけをもらったと感じました。


スピーカー全員によるパネルディスカッション


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最後はスピーカー全員+Goodpatch土屋さん+DeNA坪田で行われたディスカッション。
各社のUIデザイナーの状況やUIデザイナーのバックグラウンド(エンジニア出身だったり、様々でした)などについて話した後、最後は「どうしたらUIデザイナーの給与は上がるのか?」というテーマへ。

この日のスピーカーの発表内容にもありましたが、「デザインの意図を言葉で説明できる」というのが重要なキーワードなのかもなと感じました。
また、DeNAの坪田は、ソーシャルゲーム市場が誕生してイラストレーターやエンジニアの給与が上がったことに触れ、「UIデザインの領域でも同じことを起こしたいと考えている」と語りました。UIデザインの価値が当たり前に語られる世界観が実現されることで、UIデザイナーの給与も上がっていくのだろうと感じるディスカッションでした。


会場の様子


当日、会場の様子はこんな感じでした!
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発表の内容はグラフィックレコーディングで記録されて会場に貼り出されました。
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ビジュアル化されると話の内容がスッと入ってきますね!
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Schooからも質問を受け付けました
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話し込むGoodpatchの土屋さんとスピーカーの方々
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交流会も大にぎわい
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突然じゃんけん大会も...!
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最後に


前回に引き続き運営として参加させてもらいましたが、第2回にしてかなり根本的なテーマを扱えたのがこのコミュニティにとって良かったのではないかと感じました。
前回は現場で使える知識などについての発表が多い会でしたが、今回はUIデザインやUIデザイナーそのものについて、考えるキッカケとなるような勉強会だったと思います。

今後も参加者のみなさんやスピーカーの方々と、UIデザインに関する知識やUIデザインの状況について一緒に考えていければと思います。

第3回は1月頃(仮)の予定です。ご参加お待ちしております!


参加した方のブログ


勉強会に参加してくださった方々のブログを(僕が見つけられた範囲で)ご紹介します。
同じ発表内容を他の方が聞いてどう感じたかを見るのは、とても内容が深まるのでいいなーと感じました。

UI Crunch #2 に行ってきた - beerhole’s blog
UI Crunch #2 参加してきました - NET BIZ DIV. TECH BLOG
UI Crunchに運良く参加できたので、自分とデザインの関わりについて振り返ってみた。 - future-proof.jp
UI Crunch #2参加レポート -今自記 KYOTA KONNO Blog
UI Crunch #2 - Matome Ninja
UICrunch登壇&12/6〜7に福岡行くんで東京行きたい人お話しませんか? - fs garage